学校の怪談といえばトイレの花子さんが有名だが、特定の地域では同じくらい有名なのが四次元ババア。ヨジババとも呼ばれる。
夕方の4時になるとどこからともなく老婆が現れて子供を四次元に引きずり込んでしまう。老婆と目があうと金縛りにあい動けなくなる。
「赤、青、黄、どれがいい?」と聞いてくるので、赤と答えると赤いマフラーで首を絞めらる。
青と答えるとカマで切り付けられ血を抜かれて真っ青になる。黄と答えると助かる。
何も答えずに黙っていると四次元の世界に連れていかれてしまう。
自ら老婆に会う方法もある。4時44分44秒にトイレの水を流すと近くにある鏡の中から老婆が現れるそうだ。
これにはいくつか説があり、水を流すかわりにトイレのドアを4回叩く、4番目のトイレじゃないといけないなどがある。
名前の由来は、急に目の前に現れるため四次元の世界からやってきたと考えられることからきている。現れる時間帯が4時なので4時ババァとも呼ばれている。
老婆の姿は血だらけで、今まで襲ってきた子供の骨が入った乳母車を押している。
ある地方の噂だと、行方不明になった孫を探していたお婆さんが交通事故にあってしまい死亡。命を落とした今でも子供を探して彷徨っていると言われている。