東武東上線はJR中央線と並んで人身事故の多い路線です。沿線に心霊スポットの踏切もあり、終電の後に幽霊電車が走る等の都市伝説もあります。
しかし怖いのはそれだけではなくて、東上線で人身事故が少ない年は、日本で大災害が起きやすいというジンクスです。人身事故が少ないのは本来喜ぶべきことですが、東上線に限っては逆のようです。
2010年から平均して東上線では年30件ほどの人身事故が起きていますが、人身事故が少ない年もあります。2011年は平均の30件に達せず22件(※)でした。この年は有名な東日本大震災の年。
2016年の人身事故は17件(※)。この年には熊本地震が発生しました。また人的被害は少なかったものの、北海道に台風が3つ上陸して家屋などに多くの被害が出ました。
今年2020年は1月の1件以降は人身事故がなく平穏です。このまま3月までに人身事故が伸びなければ大災害が起きるかもしれません。
(※)東上線の人身事故データは「鉄道人身事故データベース」様から引用しました。
https://accident.laboneko.jp/stats/routes/39