これは、エレベーターマニアの僕が作った創作話です。
Kさんの住むマンションは、地下2階、地上10階建のマンションに住んでいます。とある週末、彼氏にドライブに誘われ、深夜遅くまで出かけていました。
家に着き、彼氏に礼を言い、エレベーターホールに向かいました。Kさんの部屋は、8階の19号室で、エレベーターをいつも使っています。
この日も普段通り、エレベーターの呼びボタンを押して、8階のボタンを押しました。ですが、「ランプの点灯しない階には止まりません。」というアナウンスが流れました。
もう一度ボタンを押しましたが、「ランプの点灯しない階には止まりません。」のアナウンスが流れました。試しに下の7階のボタンを押すと、エレベーターは動き出しました。
しばらくすると、「6階です。」というアナウンスが流れて扉が開いて、髪の長い女が乗り込んできました。
押していた7階のボタンが消えてしまったので、もう一度押して、エレベーターが動き出しました。7階に着き、Kさんは、階段で8階に上がりました。この日はそのまま終わりました。
翌日は飲み会に誘われ帰りが遅くなり、再びマンションのエレベーターに乗り込みました。8階のボタンを押して、エレベーターは昨日と違い、動き出しました。ですが、6回で止まり、そのまま女が乗り込んできて、1階に下がってしまいました。
するとKさんは、「きゃゃゃゃゃゃゃゃー。」と叫び、マンションの住人が大量に集まってきました。Kさんはそのまま救急車で運ばれて、入院しました。夏頃退院しましたが、両親と一緒に引っ越して行きました。
また、勤めていた会社も辞めてしまいました。叫んだ理由は、未だに謎のままだそうです。