建立年、正確な建立位置、建立理由、いずれも不明な謎多き城、根本城の跡地に建つ金山神社。この神社は世にも珍しい、参道に歩道橋がある神社なのだ。なんでもこの神社が1573年に建立された後に、この神社の前に常磐線が開通してしまい、仕方なく歩道橋を設置したという。歩道橋の入り口両脇に石灯籠が建っているというのは、なんとも不思議で不気味な雰囲気がある。また、神社の参道はかなり鬱蒼としていて、尚且つ階段が多くそれに伴い死角も多い、そんな特徴があり不気味なこの神社、夜中にこの神社に行くと怪現象に遭遇するという。理由は城跡であることや、目の前を穿つ常磐線では戦後直ぐ、貧しい人々が次々と飛び込みをしたらしく、その霊が悪さをしているとも言われている。