この場所は昭和38年(1963)10月に発生した「四国連続強盗殺人事件」の事件現場の1つである。この事件は高松刑務所を1963年9月25日に仮出獄した前科者の男が、高知・徳島・香川の3県で強盗を繰り返し、6人を殺害し4人を負傷させた事件。
その当時、池田町の浄水場横には浄水場の管理人宅があったという。高知県高岡郡方面から逃走して来た犯人は、10月14日深夜にこの管理人宅に押し入った。そして一家6人を斧でめった打ちにして5人を殺害(娘だけが一命を取り留める)。現場は凄惨な有様で、頭を割られた惨殺体が折り重なるように放置され、頭の半分無い2歳の子供が、おもちゃのバットを抱いたまま亡くなっていたという。
事件の犯人は裁判において1966年3月31日に死刑が確定し、1970年10月29日に大阪拘置所で死刑が執行された。
管理員宅はずっと前に解体されているが、事件が事件だけに地元でもあまりこの場所に近づく人はいないらしい。やはり面白半分に行くのは失礼なので、訪れる際は供養する気持ちで行った方が良いだろう
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