大元医院は大田原市須佐木にある病院廃墟。内科、外科、産婦人科からなる中規模の病院だったらしい。ネットでは「ニケ医院」または「O医院」とも呼ばれる。
開院年、閉院年ともに不明だが、カレンダーは2006年で止まっている。ただ、残留物には2008年頃の物があるという話も聞かれる。いずれにしても、その辺りに閉院したようだ。内部には残留物が多く、院長の家族写真と思われるものも残っていて、ある日突然家族と一緒に消えてしまったかのようだ。
一説によると、ここの院長先生は在日韓国人の方で、高齢になったため本国に帰国したとも言われているが、はっきりとした事は分かっていない。確かに病院内にはハングルが書かれた残留物も多い。
ところでなぜ「ニケ医院」と呼ばれるかというと、以前は病院の敷地に「サモトラケのニケ像」が飾られていたためだ。院長の趣味なのか、ニケ像の他にも玄関を入った所に十戒を持ったモーゼのブロンズ像、隣の部屋にアポロン像、ヴィーナス像などがあった。しかしこれらのブロンズ像、彫像関係は現在ほとんど姿を消している。関係者によって撤去されたのか、あるいは何者かによって盗まれてしまったのだろうか?
どちらかと言うと廃墟スポットだが、内部を探索した人の話ではラップ音が聞こえたり、自分以外の人の歩く音が聞こえたりするそうだ。産婦人科があったため、この病院で堕胎をした方、流産した方の思いが残っている、あるいは水子霊がいるとも言われている。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
どんな幽霊が出ましたか?
少年7
男性2
老爺4
動物0
少女6
女性8
老婆0
正体不明8
↑ボタンをタップすると投票できます(3回まで)