安中(やすなか)踏切。人身事故多発地帯であるJR大和路線、志紀〜八尾間の踏切。
周辺の踏切に比べると人身事故は少ないものの、2003年の「八尾市ヤミ金心中事件」の事件現場と言われているため知名度が高いようだ。また踏切の南北にそれぞれ墓地があることも心霊的な噂を広める要因になっているのかもしれない。
「八尾市ヤミ金心中事件」とは、2003年6月14日未明に八尾市に住む主婦(当時69歳)、夫の清掃作業員(当時61歳)、主婦の長兄(当時81歳)の3人が、ヤミ金融による法外な利子と執拗な取り立てを苦にして、安中踏切近くで電車に飛び込んで自殺をした事件だ。
この事件がきっかけで「ヤミ金融対策法」が制定・施行され、ヤミ金融による法外な利子と執拗な取り立てに対する罰則が強化された。なおこのヤミ金業者のリーダーと従業員はつかまって刑に服しているが、唯一ヤミ金業者の店長だけが逃亡し続け、残念ながら2011年6月22日に公訴時効が成立した。
いまだに被害者の無念は晴れないためか、踏切から少し志紀駅側によった事件現場で写真を撮ると、高い確率でオーブや心霊写真が撮れると言われている。やはり肉体は無くなっても想いは残るもので、たとえ人間の法律から逃れたところで、被害者の念や自然の法(カルマ)から逃れることは出来ず、逃亡した店長はその代償を支払うことになるだろう。
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