平成16年(2004)創業の由布院温泉にある部屋数わずか4室の小さな旅館。この宿には座敷わらしが住んでいて、姿を見た人には幸せになれると言われている。特に「懿徳(いとく)」という部屋で座敷わらしが頻繁に現れるそうだ。
宿泊者の中には、離れの部屋なのに宿泊者以外の足音が聞こえる、あるいは子どもの声が聞こえるなど不思議な体験した方もいるらしい。
ちなみになぜ座敷わらしが現れるようになったか、その辺りの理由ははっきりしない。創業が2004年と新しいので、もともとこの土地にいた霊なのか、あるいは旅館建物に使われる建材が関係しているのかもしれない。それと言うのも、この旅館のレストランなどには古民家の天井や梁などが再利用されているようなので、元々どこかの古民家に住み着いてた座敷わらしが、建材と一緒にやって来たのかもしれない。
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