天王寺公園に隣接したお寺で、平安時代末期に法然(ほうねん)が草案を結んだ地に建てられたと伝えられる。このお寺では骨佛(こつぶつ)が祀られていることから心霊スポットとして紹介されることもあるようだ。
骨佛とは、亡くなった人の遺骨を使って作られた仏像のことで、遺骨を粉末状にして、コンクリートやセラミックなどに混ぜて作るらしい。この珍しい風習は、もともとは納骨堂が手狭になったため発案されたという。納骨された遺骨を供養すると同時に、仏像として生まれ変わることにより、多くの人々の参拝を受けることが出来るようにという思いから始まったそうだ。
骨佛の開眼は明治20年(1887)から始まり、その後10年ごとに1体ずつ開眼。13体の骨佛が作られたが、そのうち戦火で6体が焼失。このため現在一心寺に安置されている骨佛は7体だという。
また、一心寺では「一心寺シアター倶楽」という名前の劇場があり、8月のお盆のシーズンには怪談トークや、巨大スクリーンに心霊写真や怪奇現象を映し出して鑑賞するイベントを開催しているそうだ。
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