舌喰池(したくいけ/したくいいけ)。長野県上田市手塚の塩田平(しおだだいら)にあるため池群のうちの1つ。築造年は不明で、一説によると一番古い改修の記録が元和8年(1621)だと言われている。やはり古いため池ということもあり、この池には人柱にまつわる悲しい伝説が残る。
この池が造られた頃、土手から水が漏れて水を十分に溜めることが出来なかったという。そこで池の改修をするにあたり、土手に「人柱」を入れなければ水が溜まらないという話がどこからともなく出て来た。くじ引きにより村外れの一人暮らしの美しい娘が人柱に選ばれたが、この娘は人柱に選ばれたことを苦にし、人柱になる前日に舌を噛み切り池に身を投げて自ら命を絶ったという。そしてそれ以降、娘が舌を噛んで自殺したことから、この池は舌喰池と呼ばれるようになったという。
この池で何かが起きたと言う具体的な体験談は乏しいが、今でも舌喰池の底では舌をかみちぎった女の子の遺体が埋まっていると言われ、心霊スポットと言われている。
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