青森県平川市碇ヶ関(いかりがせき)、相乗温泉(あいのりおんせん)近くの国道7号線に面した廃墟群。
1980年代に別荘地として開発されたと言われ、15棟ほどのペンションか別荘のような建物が並ぶ。しかし青森からも秋田からも遠い場所にあるため交通の便も悪く、なかなか買い手もつかず開発に失敗したらしい。
その後別荘は近くの温泉旅館の従業員寮として使われていようだが、ある理由から従業員が逃げ出し、現在は完全に廃墟と化している。噂によればその理由とは、なんと夜中に蒸気機関車の幽霊が出るというのだ。
実はこの別荘群は奥羽本線の旧線の線路上に建てられていて、国道手前の廃墟から奥に進むと、そこには旧線のトンネルである矢立第一隧道がある。夜中に従業員が寝静まった頃、どこからともなく蒸気機関車が現れ、汽笛を鳴らしながら家の中を疾走する。そしてその蒸気機関車は奥のトンネルに消えていくという。従業員たちは夜もおちおち眠れず、たまらず逃げ出したということらしい。
この蒸気機関車は幽霊というよりも場所の記憶なのかもしれない。その意味でも珍しい心霊スポットと言える。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
どんな幽霊が出ましたか?
少年1
男性1
老爺1
動物0
少女0
女性4
老婆0
正体不明4
↑ボタンをタップすると投票できます(3回まで)