通称「聖M学院」と呼ばれる千葉県長生郡一宮町にある廃墟。洞庭湖近くの廃教会と呼ばれることもあるが、実際は親谷ノ池のほとりにある。
この廃墟はカトリック系の学校またはカトリック教会付属の合宿施設だったと思われる。1961~1975年辺りに建設され、いつ頃閉鎖されたのかは不明だが、2001年にネット掲示板で廃墟として言及されている。また1990年代半ばにはすでに廃墟だったという話も聞かれる。
建物の2階にマリア像があったり、また「聖マリヤ」と書かれたシーツがあったことから、ネットではカトリック系幼稚園の合宿施設だったのではないか?という憶測もあるが、残留物にはバスケットボールが入ったカゴや野球のグローブもあり、幼稚園児というよりは小中学生を対象にしていた感じだ。カトリック教会がサマーキャンプで使っていた施設の可能性もある。
この廃墟に関する情報が少ないため曰くはよく分からないが、周辺に子どもの霊が出ると言われている。噂の発端は親谷ノ池に釣りに来た人が子どもの霊を見たのだと言う。
現在釣りは禁止されているが、親谷ノ池では以前バス釣りが出来たので、バサーの間でこの廃墟の存在は早くから知られていたらしい。その当時、親谷ノ池のことを「マリア堰」と呼ぶバサーもいたそうだ。理由は、釣りをしていると水面に聖母マリアらしき影が映るのだとか。
その話は置いといて、子どもの霊だが、ある日やはり釣りに来た人が、廃墟の方から歩いて来た子どもとすれ違ったという。その子は何も持っておらず、釣りに来た地元の子とは思えなかった。よくよく考えればその子の足音は聞こえなかったし、去っていた方を見てもそこに道はなかったそうだ。
もう1つこの廃墟の見どころに、裏山の斜面に掘られた防空壕のような洞窟がある。もともと防空壕だったのかもしれないが、噂によれば洞窟の奥に祭壇があり、そこにもマリア像が祀られていたという。しかし現在マリア像はなくなっているので、この話が本当かどうかは今となっては分からない。
友達数名と肝試しにこの廃墟に来てこの洞窟に入ったところ、そのうち1人が取り憑かれてしまったのか、うわ言のようなことを言ったりおかしな動作を取ったので、慌てて廃墟から出たという体験談もあるようだ。
※廃墟には、まだ心霊スポットにはなっていないけど雰囲気が怖い場所も登録されています
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