昔、近くにある覚生川(おぼっぷがわ、おこっぷがわ)鉄橋で脱線事故があった(室蘭本線覚生川鉄橋列車脱線転落事故)。
昭和25年(1950)8月1日22時55分ころ、錦多峰駅を出発した室蘭行きの218列車は、覚生川鉄橋にさしかかった。しかしこの日の未明には、辺りで一晩500ミリの雨が降っており、鉄橋周辺の地盤はかなり緩んでいたようだ。そして、列車が鉄橋にさしかかった時に橋脚が崩壊し、1~4両目が脱線。この事故で、死者17人、重軽傷者57人、行方不明者12人の犠牲が出た。
事故犠牲者の霊がさまよっていると言われ、さらにこの踏切でも事故が頻発しているため、心霊スポットと言われている。
また踏切の横には林重右衛門の墓がある。林重右衛門は江戸時代末期、この地でイワシ漁の網元をしていた人物で、天保10年(1839)に病死したようだ。忘れ去られ土に埋もれていた墓石を、昭和10年(1935)に掘り起こして供養し直したという。現在は網元の墓石しかないが、江戸時代はこの辺り一帯が墓場だったとも言われる。
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