鷹栖町の丸山自然公園の近くに「みかえりの柏」と呼ばれる曰く付きの柏の木がある。
開拓時代にこの地に最初に入植してきた人々は、越中富山からだったそうだ。富山の地主の援助を得て移り住んだが、この地主が倒産してしまい、援助を絶たれた開拓者たちは困窮し、亡くなった方もいるという。このため人々は、泣く泣くこの地を去ることになった。そしてこの地を去る時、何度も振り返りこの柏の木を見ては悲しんだと言われている。
そんな人々の悲しみや怨嗟がこの柏の木に乗り移ってしまったのだろうか?振り返ってこの木を見ると不幸が訪れると言われている。初代の木は昭和60年4月29日に強風で倒れたため、現在ある柏の木は二代目。しかし二代目の木になっても、祟りのDNAはしっかり受け継がれているようで、この木を振り返って見てしまった為に行方不明になってしまった若者がいるという。
どんな幽霊が出ましたか?
少年0
男性0
老爺0
動物2
少女0
女性2
老婆0
正体不明0
↑ボタンをタップすると投票できます(3回まで)