夫婦で手を繋ぎ 夜中に散歩に行った時です。私は 後ろから何かの気配を感じ、主人に「来るっ!」と叫びました。夫婦岩の入り口から カエルの石仏の所まで すごいスピードで(髪の毛がパサッとなるくらいの風が抜ける感じ)何かが私達の真ん中を通り抜けました。主人は、腰を抜かして座りこんでしまいました。私は立たせてから「車に戻ろう、でも また来るよ振り向いたらアカン」と言って引き返しました。案の定 また真ん中をすごいスピードで通り抜けていきました。あれは何だったのか、わかりませんが 何か動物霊か何かに遊ばれた気がします。その日は風もなく海も荒れていませんでした。私達二人の間だけ何か見えない塊が猛スピードで通り抜けて行ったのです。二見浦と言う内海がある所ですが(観光地です)戦争中は死体を焼いたとか流したとか祖母に聞きましたが、未だに何だったのか気になっております。