とあるホテルの廃墟で撮影された一枚。暗い室内に日光が差し込んでいる美しい写真である。画面右上に注目していただきたい。ここに、こちらを見つめる霊の姿が写り込んでいるのである。かつてこの廃墟がホテルであった頃に亡くなった方の霊であろう。廃墟に住む霊は臆病な霊が多く、こうして姿を現す例は古くからいる霊であることが多いのである。そして、この霊は驚くべき現象を我々に見せつけた。投稿者が友人に渡す為に、この写真を焼き増ししたところ、奇妙な現象が起こっていたというのである。先程の写真と比べると、若干霊体も大きくなっており、ゆっくりとこちらへ接近しているのが確認できる。こういったケースは非常に珍しい。霊が威嚇しおそらくこの写真に念を送った為、この現象が起きていると考えられる。いずれにせよ、危険な写真であるため、投稿者はこの廃墟で撮ったすべての写真を処分した方がいいだろう。