学校で起きる銃乱射事件は想像を絶する光景だと思います。
それを題材とする公共広告なんて見るに耐えない内容だと想像してしまいます。
ところがサンディ・フック・プロミスが手掛けたこのCMは一見するとなんでもない内容です。
平和に学校生活をおくる学生たち。
心地よいフォークソングをBGMに少年の淡い恋心を描いています。
しかし体育館に銃と持つ少年が現れたときに全ての真実が明かされます。
実は銃の少年は最初からずっと映っていたのです。
少年はいじめにより精神を追い詰められ、SNSに銃を構える写真を投稿したり、クラスメイトに発砲する仕草を見せるなど、少しずつ危険信号を発していました。
銃乱射事件の犯人はすぐそばにいて、そんなことをさせてしまう状況を作ったのは皮肉にも学生たちだった。
そんなメッセージが込められたCMです。