ドジでおちゃらけていて美人に滅法弱い、だけど決める時は決めるカッコイイ泥棒、それがルパン三世だ。
そんなルパンが最も得意としているのが変装だ。
時には警察の格好をして銭型警部の前に堂々と現れる事さえある。
まさに変装の名人と言ったところだが、普段のあの顔さえも実は変装ではないのかという噂だ。
ルパン一世=アルセーヌ・ルパンが書き残した書を盗みの教科書としてルパンはその教えを守っているのだが、その中に『どんな人物だろうと本当の顔を見せてはいけない』と記されているのだ。
そのためルパンが本当の顔を晒す事は絶対にないのである。
そもそも天才的に銃を使いこなす次元や屈指の剣豪五右衛門が何故ルパンについていくのか。
それだけの力をルパンは備えているということなのだろう。