「タスケテ・・・」とつぶやく女の怪人の都市伝説だ。夜、仕事から帰っている途中に「タスケテ・・・」と、助けを求めている女性がいた。ほっといてはいられないと思い声をかけた。すると、「迷った」と言っていたので、家に連れて帰った。そして、家に女が入ってから一度もうんともすんとも言わない。そして、何かをブツブツとつぶやいていた。絶対何かおかしいと思い女がいる部屋から一番遠くにある部屋で寝た。すると、足音で目を覚ました。足音がどんどん近づいて来るので、危険と判断し、タンスに隠れた。そして、女が部屋に入ってきて、「隠レテモ、ゼッタイ見ツケル」と言い出した。タンスの少しだけ開いている隙間から覗いたら、女はナイフを持ち、よく見ると、服の左の袖だけ、血まみれだったのだ。そして、「ゼッタイコノ部屋ニイル。見ツケタラ、首を切ル。」と言いながら探していた。タンスの中にガムテープがあったので、タンスから出たら命が危ないと思い、外側から開けられないようにした。自分はもう安全。しかし、ペットのヘビの安否が心配だった。ヘビの安全を祈りながら、寝た。朝になってタンスの隙間から覗いたら女はいなかった。そして、タンスから出て、ヘビを見に行ったら、ヘビは無事だった。あの女は一体何者だったのか・・・