人間は馬鹿みたいだ。我ながらそう思う。自
然と共生なんて無理に決まっているよ。共生を本気でしたいなら文明を滅茶苦茶にして、動物、虫、植物、これ全てを無害なものと扱えばいい。でも、そうってわけにはいけない。人間は臆病だから。不便が怖いから。違うって思う人もいるだろうよ。そう思うならこれを見ているスマホなんて買うな。そういうことだろう。私の住んでいる場所にはエーデルという神話がある。それは人間と木の元祖はエーデルでそれの枝分かれが木と、人間らしい。昔、エーデルは植物を大切に、自然を大切にして、生活していった。だけど子孫が増えるうちに変異種が出てきて木と人間になるという話だ。その話によるとエーデルは生きているらしい。そして、人間の兄弟とも言える木は私達をずっと見守っているらしい。私はその話を聞いて私達は兄弟を平気として斬って、無駄に使っているのかと思った。ああ、これから兄弟の為に、植物の為に、何が出来るだろうか。