長松寺の裏手にある墓地の中に血を流した墓がある。その墓には磯貝久衛門が眠っている。
江戸時代に高崎藩の藩士・長谷川源右衛門は父親の仇討ちのために磯貝久衛門を探し回っていた。
ようやく見つけた磯貝久衛門はすでに他界しており無念を晴らすことができなかった。源右衛門の怒りはおさまらず、持っていた槍を磯貝久衛門の墓に突き立てた。
すると磯貝久衛門の墓から真っ赤な血が噴き上がったという。現在も磯貝久衛門の墓には槍で突いた穴と血の跡らしきものが残っている。
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