近くにある城山霊園や大久保貯水池が心霊スポットとして有名だが、霊園近くの七ツ石峠も隠れた心霊スポットになっている。
場所は大里から猿喰(さるはみ)へ抜ける峠道で、城山霊園を過ぎた少し先に七ツ石と呼ばれる石碑があり、この峠の名前の由来になっている。この七ツ石は「七将亡霊伝説」に関係している。
時代は南北朝時代の正平18年(1363)12月13日。北朝方の柳城城主門司親通は、南朝方に組した門司親頼の猿喰城(さるはみじょう)を攻撃してこれを落とした。この戦い以降、夜ごとにこの峠に馬に乗った七人の武士の幽霊が現れるようになり、近隣の村人たちを震え上がらせた。
この七人の武将は、猿喰城(さるはみじょう)の攻防で討死した南朝方の門司親頼とその家臣だと言われた。
ちょうどその頃、玉泉寺に来ていた大寧寺の高僧がこの話を伝え聞いた。僧は7人に武将の霊を慰めようと七つの石碑を建てて墓とし、お経を唱えたところ幽霊は現れなくなった。
しかし2007年頃、この七ツ石が何者かによって倒されるという事件が起きた。七ツ石はすぐに元に戻されたが、この事件で眠っていた武将の幽霊が復活するのではと恐れられている。
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