志比線刻磨崖仏(しひ せんこくま がいぶつ)は永平寺町志比地区にある岩壁に描かれた仏像。永平寺入口の道路にはみ出す様に岩が出ていて、この岩には合計9体の仏像が彫られている。この岩を動かそうとしたり、岩に対して失礼な行為をすると祟りがあると言われている。
車で永平寺に参拝する人も多くなり、以前に道を拡張工事する計画があったそうだ。そして道路拡張の邪魔になるこの岩を移設しようとした。しかしその度に作業員に怪我人が出てしまい、今でもここに安置されている。
気を付けなければならないのは、何気なく「ほら、あそこ!」と指を差す行為も、失礼な行為に当たるということだ。この岩に対して指差しをして、全身が痺れたり、目眩を起こしたという体験をした人がいると言う。また後日高熱を出した人もいるのだとか。
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