江戸時代初期、全国で最も苛烈を極めたとされる仙台藩による隠れキリシタン弾圧により、300人以上が殉教した場所。集落全域に仕置き場や首塚、慰霊碑が立ち並んでいるという全国的にも類を見ない異様な集落。
村人たちは当時から亡霊に悩まされたといい、闇の中から男女の悲鳴が聞こえるため、夜中には一歩も外に出られない有様であったという。また、集落内には殉教者慰霊のために建てられた地蔵が数多く存在するが、何故かことごとく首が落ちてしまうため、画像に見るように遂には首なしのまま放置されるに至った地蔵も数多い。
近隣には「クルス坂」という坂が存在するが、これは戦後、殉教者慰霊のためにここを訪れた司教の持っていたロザリオ(クルス)がこの坂で紛失され、これは殉教者たちの霊が持っていたのであろうということでこの名がついたのだという。
悲惨な歴史の遺構が数多いため、昼間に歩いてもあまり気持ちのいい土地ではないものの、隠れキリシタン弾圧の歴史を知るための観光スポットとしても見応えがある。
どんな幽霊が出ましたか?
少年1
男性8
老爺2
動物1
少女0
女性8
老婆0
正体不明5
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