好きなものを描くという授業で一人だけ画用紙を黒く塗り潰す少年。それを見て不審に思った先生は両親へ報告。その間も少年は部屋で一心不乱に黒い絵を描いている。
不安になった両親は少年を病院へ連れていき診察を受ける。少年は精神疾患と診断され入院することが決まった。入院中も少年は黒い絵を描き続けていく。
不登校となった少年の机から先生がパズルのピースを発見。同時に病室に散乱した画用紙が繋がっていることに気づく看護婦。そして全ての画用紙を繋ぎ合わせるとそこには一つの巨大な絵が・・・。
これは公共広告機構が制作した「子供の想像力を奪わないで」という内容のCMだ。たった90秒間で起承転結が綺麗にハマっていて素晴らしい。そしてメッセージ性も強烈で単なるCMとは思えない。まるで一つの物語を見ているようだ。
しかし偏執的に絵を描く少年はどう見ても病気だ。