生霊が生み出される原因にはいろいろなものがあります。
恨みや嫉妬はもちろん、中には使命感や気遣いが生霊となってしまうこともあるようです。
身内も生霊になる
親族も生霊を飛ばすという事がよくわかる話です。他人よりも因縁が深い分、生霊を飛ばされてしまうと除霊するのは大変でしょう。
血の繋がった関係ならここまで深く恨むことは少ないと思いますが、この話のように嫁と姑の関係ではよくあるのかも。
急な体調不良など原因がよく分からないものは気付かないうちに嫁(姑)から生霊を飛ばされているのかもしれませんよ。
もう一人の自分が現れた
生霊を生み出すのは怨念だけと思われがちですが、使命感が生霊を生み出すこともあります。なにかをやり遂げなきゃいけないという強い気持ちが生霊へと姿を変えます。
この話のように子供の場合は純粋すぎるがゆえに約束を守るという強い使命感にかられます。
ドッペルゲンガーとの違いは、生霊は目的を達成すれば消えるので自分で自分の生霊を見てしまうといったことはありません。自分に生霊を飛ばすことはできませんからね。
強い念は残像のように残る
こちらは珍しい話です。この話に出てくる生霊は「極度の緊張」が原因ではなく、「喜んでもらいたい」という気持ちが強すぎたからだと思います。
気配を感じる程度なら珍しくありませんが、ハッキリと姿が見えるほどの念はやはり生霊なのでしょう。
もちろん危害を加えるといったことはありません。見た方は驚くと思いますが。
生霊は他人にも見える
霊能者ほどの霊力を持っている人なら他人に憑いている生霊を見ることもできますが、少し霊感が強い程度では他人の生霊を見かけることはあまりありません。
この場合はよっぽど強い生霊だったのだと思います。生霊が自由に動き回っていることからも伺えます。
話の中ではドアに髪が巻き付いていただけですが、実際はもっとヒドイ被害にあっているのではないでしょうか。この後どうなったのかが気になります。
生霊になった瞬間
基本的に生霊は対象の人物のもとへ飛んでいくものですが、この話のように多数の前に現われることもあるんですね。
生死の境にいる・助けを呼びたい・犯人を憎む、これらの条件が重なるとこういった現象が起こるのかもしれません。
傷つけられた恨みが生霊に
恋愛関係の末、生霊を生み出してしまう話は少なくありません。特に男性が女性に対して酷い態度をとったり傷つけてしまうような行動をすると高確率で生霊に取り憑かれます。
生霊を飛ばしている本人すらもそのことに気づいていないパターンはよくあります。感情の起伏が激しい人に多く見られます。
相手に対する恨み・好きという想いが無くなると生霊も自然と消えていきます。この話はそのことがよく分かる体験談です。
生霊のちょっといい話
彼女は本当に幽体離脱をして彼に会いにいったのかもしれませんね。それを生霊と呼べるかは少し微妙な感じもしますが。
正直なところ感動話を解説するのは苦手です・・・。なんだか水を差してしまうような気がして・・・。