蔵王の西山麓にある沼で、元禄八年(1695)に灌漑用ため池として建設されたそうだ。
この沼はバス釣りで有名なスポットにもなっているが、夜になると白い人影が水面を歩くという噂がある。
沼は底がすり鉢状になっていて、さらに泥がたまっているため、底なし沼状態で足を踏みいれるのは危険だと言われている。40年程前に老人の遺体がこの沼から上がったという話があるが、あるいは沼の底にまだ見つかっていない自殺者、水死者の遺体があるのかもしれない。
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