幌泉郡えりも町、襟裳 (えりも) 岬から北東に続く全長約15キロの広い砂浜。良い波が立つのでサーフィンで人気のスポットでもある。
この百人浜のという名前は、過去に起きた悲しい事故に由来する。それは江戸時代に盛岡藩の御用船が遭難し、この浜辺周辺で乗組員100人が溺死、餓死するなどで犠牲になったため、百人浜と呼ばれるようになったそうだ。当時の村人たちは、この犠牲者の霊を祀るため、文化 3 年(1806)に供養塔(一石一字塔)を建てた。
霊が出ると言われているのは、砂浜近くにあるキャンプ場で、ここでキャンプをしていた人が、夜中にテントの周りを歩き回る足音を聞いたという。
いったい誰が歩いているのか思い、テントを開けても見てもそこには誰もいない。急に怖くなりテントに入ろうとすると、「ぱしっぱしっ」と誰かに後ろから体を叩かれ、恐怖のため失神したのかその後の記憶はなく、朝を迎えた。昨晩のことは夢だったのかと思い、洗面所で顔を洗おうと何気なく腕を見ると、腕には手の形をした痣(あざ)が出来ていたという。
一説によると、キャンプ場の場所は何度か移転していて、心霊現象が起きると言われるキャンプ場は現在あるキャンプ場ではなく、古いキャンプ場だという話だ。
どんな幽霊が出ましたか?
少年1
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老爺1
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