盛り塩ってただ塩を盛るだけじゃないの?正しいやり方を教えて
92%の人がこの記事を「参考にする」と答えてくれました。投票ボタンは記事の最後にあります。
盛り塩とは
よく家の前などに置かれている塩が盛られた小さな皿を目にしますよね。あれは盛り塩と言って
厄払いや開運の効果があるとされている風習です。
そのため手軽に行えるお祓いとしても効果があるので心霊スポットに行ったあとなどに憑いてきてしまった霊を祓うのに適しています。
しかしやり方を誤ると反対に霊を刺激して怒らせてしまう事もあるので注意してください。
ここでは正しい盛り塩の方法を説明していきます。塩になぜお祓いの効果があるのかはこちらの記事を参考にしてください。
塩でお祓いができる理由と由来
塩は昔から魔除けの道具として使われてきました。その由来は塩が持つ殺菌作用に隠されています。
そして塩の除湿効果も霊を追い払うのに効果があります。
使う塩は食塩じゃなくて粗塩
基本的には
粗塩を使うというルールがあります。普通の食塩と粗塩の違いはこのようになります。
食塩と粗塩の違い
- 食塩 ⇒ 塩化ナトリウム100%
- 粗塩 ⇒ 塩化ナトリウム90%とその他
ちょっと意外じゃないですか?てっきり他の成分が含まれていない純粋な塩だから粗塩じゃないとダメって事なのかと思いますよね。
実は粗塩のその他に含まれているものはカリウムや硫酸イオンなどのミネラル分と呼ばれる成分です。
自然のままだからこそいろいろな成分が混合されているということです。
反対に食塩は料理に使いやすいように精製した人工的なものです。
おすすめの八角盛り塩セットとお清めの塩ベスト5選より
余談ですが最近は塩をお風呂の湯に混ぜて身体ごと浄化するというのが流行っています。
盛り塩だけでは事足りないという方は試してみてはいかがですか。
盛り塩のやり方
塩が用意できたらさっそく盛り塩を作ってみましょう。
見よう見まねで適当に盛ってみたのではあまり効果がありません。
もちろん全く効果ゼロというわけではないですがとりあえず正しい盛り塩のやり方を知っておいて損はないと思います。
小皿を用意する
まずは塩を盛るための皿を用意します。基本的には無地で白い陶器の皿を使います。
中にはパワー増加のための特別な装飾がされていたり紋章が描かれているものもあります。
大きさは効果に影響ありませんが、あまり大きすぎると邪魔なので直径5センチほどの小皿が良いです。
もし小皿が用意できなければ正方形の白い紙を代替品として使えます。
あくまでも一時的なものなので時間ができたら100円ショップなどで適当な小皿を探してくるのが良いかと思います。
塩を盛る
ただ塩が置かれているだけの場合もありますがそれでは100%の効力を得られません。
一番効果があるのは
高さが約5センチほどの円錐を完成形として思い描いてください。
イメージはとんがりコーンですね。アポロチョコでも良いです。
必要な分だけ塩を小皿に分けます。分量は
10~15グラムほどですが規定はないので目分量で計って問題ありません。
手で円錐の形に整えます。すぐに崩れて形を維持できないようであれば霧吹きなどで塩を湿らせてください。
綺麗な円錐を作りたければ厚紙を円錐状に丸めてそこに塩を詰めて型を取るのも良いですね。
ここまでやると塩のお清め効果が100%に発揮されます。
普通の盛り塩では不満!
どうせだったら120%の効果を感じたいという方は塩を
八角錐に盛ります。上から見たら綺麗な八角形になっている状態です。
八角形は(北西や南西を含めた)東西南北の八方位を表しており、全方位から運気を呼び寄せましょうという事です。
その中には鬼門となる方角(北東)も含まれているため悪いものを寄せ付けない効果があります。
しかし八角形を指先で形成するには相当な器用さと繊細さが必要になってくるので骨の折れる作業となります。
先ほどのように厚紙を使って型取るのも良いですが、ここまで拘るのであれば専用の道具を使うのが良いかもしれません。
おすすめの八角盛り塩セットとお清めの塩ベスト5選より
盛り塩を置く場所
完璧な盛り塩が作れたところで次は設置する場所ですね。基本的には玄関の両脇です。お店なんかだと入口の前ですね。
つまり一番出入りの多い場所になります。
設置場所については深く考える必要はありませんが注意点が一つ。
もし既に霊が家の中にいた場合、玄関に盛り塩をすることで霊を閉じ込めてしまうことになってしまいます。
そのためには先に家の中にいる霊を追い出す必要があります。まずはこちらの記事を参考に家の中に霊がいないか調べてみてください。
調べ方は簡単!家に霊がいるか確認する方法
調べ方は簡単!
1. 金縛りにあう
2. ラップ音が聞こえる
3. 異臭がする
4. なにかの気配を感じる
日頃からこれらの現象が起きていないかチェックしてみてください。頻繁に起こっているようなら霊の仕業だと考えられます。
盛り塩の交換時期と捨て方
日本の風習では毎月1日と15日は神様の日といわれています。なので一般的に盛り塩を取り替えるのも1日か15日が良いとされています。
ただし塩が黒くなったり崩れて原型が無くなってきたら早めに交換しても構いません。
放置された盛り塩は悪い気を吸収してしまうので運気が下がってしまうといった話もあります。気になる方はこまめに交換したほうが良いでしょう。
実際に古い盛り塩は黒くなります。黒は悪いイメージを持ってしまうので印象が良くないですよね。
盛り塩はゴミ箱に捨ててはいけない
盛り塩の処分方法は台所で水に溶かしながら流すかトイレに流してください。
気をつけないといけないのはゴミ箱に捨ててしまうこと。ゴミ箱に捨てるという事は古くなって悪い気を吸収するようになってしまった塩を家の中に置いておくという事になります。
これではせっかく盛り塩を設置した意味が無くなってしまいます。同様に家の前に撒いて捨てるというのも良くありません。
最後に
何も考えずに塩を盛るよりも、塩の由来や効用を知ったうえで正しい盛り塩を置く事に意味があると思います。
それでは正しい盛り塩ライフを満喫してください!