子供から大人まで含めた国民的アニメと認知されている名探偵コナン。
毎回毎回、複雑に絡みあう謎を解き明かしていくコナンの姿に一種のカタルシスを覚える者もいる事だろう。
それほど見事に事件を解決していくのである。
そんな推理明快なコナンだが、物語の始まりから今だに解けない謎が一つだけある。
黒の組織だ。
黒づくめの男達を追いかけ少しずつヒントを得ている物の真相にはまだ辿り着いていない。
これはそんな黒の組織についての都市伝説だ。
物語の中で黒の組織のメンバーが何人か登場しているが、いずれも本名は伏せられていてコードネームで呼ばれている。
そしてそのコードネームにはある共通点があるのをご存じだろうか。
ウォッカ、ジン、ベルモットなどどれもお酒の名前が由来となっている。
灰原哀のシェリーというコードネームのワインの一種だ。
つまり黒の組織に属する人物には必ずお酒に関する名前がついているという事である。
そして物語の中にお酒に関する名前を持ちながらも黒の組織として登場していないキャラクターが一人だけいる。
『阿笠博士』だ。
アガサというカクテルが存在しているのである。
さらにその事を裏付ける決定的な事実がある。
コナンと阿笠博士は実在する作家の名前から取っており、その作家はアーサーコナンドイルとアガサクリスティなのだが、この二人はライバル関係にあったとされており、その事が物語の中にも取り入れられているのではと考えられるのだ。
コナンと対立する黒の組織の黒幕、アガサ