ペット葬儀(火葬)にかかる費用
90%の人がこの記事を「参考にする」と答えてくれました。投票ボタンは記事の最後にあります。
ペットの葬儀は火葬のみ
葬儀というと通夜・葬式・火葬など一連の形式がありますが、ペットの葬儀は一般的に火葬のみとなります。ペットの葬儀にかかる費用は単純に火葬にかかる費用と考えられます。
火葬するにあたり燃料・骨壺・人件費によって経費が変動するため、ペットの体重により費用が変わってきます。
ペット葬儀の一般的な目安は次のようになります。
ペット葬儀にかかる費用の目安
- 1kg以内(ハムスター、小鳥など) → 1~2万円
- 1kg~5kg(小型犬、猫、フェレットなど) → 1.5~2.5万円
- 5kg~20kg(中型犬など) → 2~4万円
- 20kg~40kg(大型犬) → 4~6万円
- 40kg以上 → 6~10万円
体重だけでなく身長や全体的な大きさも加味されるので多少は前後しますのであくまで目安と考えておいてください。
本格的な葬儀を行う場合
基本的にペットの葬儀は火葬のみですが、葬儀業者によっては本格的な葬儀を受け付けているところもあります。
料金や形式は葬儀業者によって様々なので一概には言えませんが、例えば1万円でお坊さんを呼ぶプラン。人間の葬儀と同じようにお花を棺桶を用意して葬儀を行う30万円のプランなどがあります。
個別火葬と合同火葬
ペット葬儀は個別火葬と合同火葬から選べます。合同火葬にすることで2000円から1万円ほど安くなります。
合同火葬は数体を一度に火葬するためコストが分散されるので1人あたりに負担が安くですみます。ただし注意点がいくつかあります。
合同火葬の注意点
一般的な合同火葬の注意点は以下のようになります。葬儀社によって違う場合もありますので公式サイトや電話で確認してみてください。
合同火葬にしてしまって後悔する人も多いのでよく考えて決めましょう。
返骨されない
一度に数体を火葬するので遺骨を持ち帰ることができません。遺骨を自宅供養したい方や埋葬場所を決めている方は個別供養が無難です。
埋葬場所を指定できない
合同火葬の場合、葬儀社に備え付けの慰霊碑、またはお墓に埋葬して供養することがほとんどです。どこに埋葬されるのか、その場所にお参りをしてもいいのかを事前に確認しておきましょう。
立ち合いができない
葬儀社に遺体を預ける形になるため火葬に立ち会うことはできません。信頼できる業者に頼むこと大事です。
自治体の火葬はオススメしない
火葬だけなら各自治体でも受け付けています。市町村によっても変動しますが1000~5000円と安くすませられます。
しかし多くは合同火葬で返骨してもらえません。とある市町村の場合は410円の手数料で家庭ゴミと一緒に焼却炉で焼却するといったところもあります。
おそらく1000円以下のところは廃棄物として扱われていると思います。
稀にペットへの理解を深めている自治体もあります。宮城県仙台市の場合は個別火葬で返骨もしてもらえます。さらに葛岡墓園内の動物納骨堂に無料で納めることができるとの説明もあります。
自治体によってピンキリなのでまずは自分の自治体を調べてみてください。基本的に市外在住の方は対象にならないので必ず自分が住んでいる場所の自治体を調べてください。
最後に
ペットの葬儀はまず個別火葬にするか合同火葬にするかを決めるところから始まります。
それから住んでいる場所の市役所にペット火葬をやっているか問い合わせてみたり、近くにあるペット葬儀屋を探してみるといいですね。
よろしければこの記事を「参考にする or しない」を教えてください。回答結果は記事の改善に役立てたいと思います。