赤外線カメラといえばそうです!あらゆる物の熱量を感知するサーモグラフィです。こんな感じのやつですね。
人間の目には見えない熱エネルギーをカメラで撮影できるということは
普通なら見えない幽霊も撮影できてしまうかもしれません!
スマホ用赤外線カメラには「FLIR ONE」と「Seek Thermal」の2つがあります。
機能で選ぶならFLIR ONE
本体にカメラが内蔵されており、解像度が高いのでより精密な熱探知が可能。本格的なサーモグラフィを楽しめます!
160x80ピクセルセンサーのFLIR E6は定価40万円もします。ところがFLIR ONEはスマホと組み合わせることでE6と同性能ながら価格が10分の1以下におさえるという素晴らしい価格。
FLIR ONEの特徴
- -20度 ~ 120度の検出
- 感度0.1度の小単位で温度差を検出
- 静止画像キャプチャー
- ビデオキャプチャー
レビュー動画
ユーチューバーの方がFRIR ONEをレビューしている動画です。
コスパで選ぶならSeek Thermal
本格的な赤外線カメラは10万超えが当たり前、そんななか2万円台でスマホが赤外線カメラになるのが凄いですね。
コスパ重視と言っても機能は十分。誰かが触れた跡や足跡も見えるのでアイデア次第でいろいろ楽しめそうです。
Seek Thermalの特徴
- -40度 ~ 330度の検出
- ビデオ録画可能
- 画面2分割機能
レビュー動画
気になるのは「結局どれを選べばいいんだ!」ってところですよね。両機種の特徴を比較してみたいと思います。
価格:Seek Thermal
価格差は販売店によって変動しますが、Amazonの価格で比べるとFLIR ONEのほうが8,000円ほど高くなっています。
機能が異なるため単純に価格だけの比較になってしまいますが
やはりSeek Thermalのほうに軍配があがりますね。
バッテリー問題:引き分け
FLIR ONEのほうはバッテリー内臓、ということは利用前に充電の残量をチェックしておかなければいけません。
Seek Thermalのほうは内臓バッテリーは無し。それならスマホに装着するだけで使えるSeek Thermalのほうが便利!と思いきや・・・。
バッテリーが内臓されていないからにはスマホ本体から電源を配給してもらわなければいけません。つまりスマホのバッテリーが消費されていくので長時間利用するためには予備バッテリーが必要になります。
バッテリー問題に関してはどっちもどっちかなと思います。
カメラ性能:FLIR ONE
FLIR ONEの最大の特徴は通常カメラと赤外線カメラのデュアルカメラになっているところ。写真を見て頂ければレンズが2つ取り付けられているのが確認できると思います。
サーモグラフィは映像がボヤけてしまうのが欠点なのですが、
FLIR ONEは通常カメラで捉えた人や物の輪郭を合成することでハッキリクッキリとしたサーモグラフィ映像を実現しています。
この画期的なシステムはカメラマニアのあいだでも高評価を得ています。
Seek Thermalはカメラが1つなので合成機能はありませんが、通常映像とサーモグラフィ映像を分割表示できるなど工夫が見られます。ちなみにFLIR ONEにも同様の機能があります。
価格と性能は直結してしまうのでやはりFLIR ONEのほうが高性能ですね。
結局どれを選べばいいんだ!
コスパのSeek Thermalと高性能のFLIR ONE、どっちも長所と短所があるのでコレ!と決めるのは難しいですね・・・、しかし決めなければ終わらないので決めましょう!
Seek ThermalとFLIR ONEどっちを選ぶか!
いろいろ遊べそうな!
FLIR ONEです!
金額よりも機能を重視!
比較動画
youtubeにFLIR ONEとSeek Thermalの比較動画がありました。左がSeek Thermalで右がFLIR ONEです。
個人的にはやっぱりFLIR ONEのほうが見栄えが良く、わかりやすい映像になっていると思います。