「心霊スポットで肝試しをしてからというもの体調がすぐれない」
「常に誰かに見られているような気がする」
「大けがを負う事故に遇った」
こんな霊障の話をよく耳にします。
「自分が霊に取り憑かれているかもしれない」とお祓いを頼もうと思ったら近くの神社やお寺に出向くのが一般的です。
ところが中には霊能者にお祓いを頼む方もいます。
その行為を否定はしませんが、
注意しなければいけないのはその霊能者が本物なのか偽物なのかということです。
言い方は悪いですが人の弱みに浸けこんで金品を騙し取ろうとする自称霊能者も少なくはありません。
霊能者にお祓いをしてもらおうと考えている方はその霊能者が本物かどうか疑ってみてください。
霊的世界や存在に接触する能力を持った人の事を霊能者と呼びます。
その能力を使って相談者の未来や過去を占ったり霊と交流する事ができるといわれています。
しかし能力を持たない一般人には霊を見たり話したりできないので霊能者が本当に霊と交流できているのか証明する事ができません。
それを利用して相談者に適当な内容をでっちあげる
偽物の霊能者が現れてしまうのですね。
では、霊能者が本物かどうかを見分けるにはどうすればよいのでしょうか。
ポイントは「話の内容」「態度」の二点です。
話の内容で見分ける
霊能者の方は自分に備わっている能力が特別だという事を知っています。そのため相談者の不安を煽るような発言は控えるものです。
反対に
相談者自身の力でどうにもならないような事ばかり言って相手を追い込んでしまうような人は本物の霊能者とは言えません。
こんなことを言う霊能者は怪しい
- あなたは霊に祟られている
- 先祖の霊が地獄に堕ちて苦しんでいる
- あなたは前世でとんでもない悪行をしでかしている
このような発言で相談者を苦しめ「私ならなんとかしてあげられます」と救いの手を差し伸べるフリをして、後から巨額な請求を請求するエセ霊能者がいます。
他には真意が確認できない曖昧な発言で騙そうとするパターンもあります。
本当か嘘か判断できない曖昧な言葉
- 今後もっと酷い出来ごとが起きる
- 家の方角が悪い
- 家族に不吉なことが起きる
もしそれらしい事が起きたら「ほら、私の言ったとおりでしょう」と言い、何も起きなければ「あなたに代わって私が霊障を取り除いておきました」などとまるで言い当てたかのような態度をとります。
そういえば少し前に「地獄に落ちるわよ」が口癖の霊能者がよくテレビに出演していましたね。しばらくすると全く見かけなくなりました。
態度から見分ける
周囲を威圧するような態度を取っていたり感情をコントロールできないような人には注意が必要です。
もし本当に霊能力を持っていたとしても霊力が弱く
その霊能者自身が低級霊に翻弄されていると考えられるからです。
こんな態度をとる霊能者に気をつけて
- 「私を誰だと思っているの!」と偉そうにする
- 「黙って私の言うとおりにしなさい!」と威圧する
- ちょっと言い返しただけですぐに怒る
また権威を示すためにいかにも霊能力者ですといった服装をしていたり、相談部屋に必要以上に仏像や掛け軸を飾っている場合も気をつけたほうが良いでしょう。
凄そうな雰囲気を出しているだけの見かけ倒しの可能性が考えられます。
本物の霊能力者ほど自分の特別な能力を理解しているので相談者には親身になって丁寧で説明をしてくれます。
簡単なお祓いのやり方や塩の置き方など誰でもできるような事から提案してくれる人なら良いですが、「○○を買って置きなさい」「今すぐ離婚しなさい」などと自分の利益を優先したりいきなり無理難題を押し付けてくるような人を信じてはいけません。
あなたを利用しようと考えている人は必ず態度に表します。相手の言動や行動を注意深く観察してみましょう。
真剣に考えてくれている人の発言は心に響いてくるものです。